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ロールス・ロイス ダート : ミニ英和和英辞書
ロールス・ロイス ダート[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロールス・ロイス ダート : ウィキペディア日本語版
ロールス・ロイス ダート[ちょうおん]

ダート(''Dart'' )は、ロールス・ロイス1947年に進空させた、実用機種としては事実上世界初となるターボプロップエンジンである。名称の由来はロールス・ロイス社の伝統に則り、イギリス南西部を流れるから。
== 概要 ==
直列2段遠心式圧縮機と、10本のカン式燃焼筒、3段タービン(パワーリカバリ兼)、設計の同軸遊星減速ギアボックスを持つ単軸式。習作トレントの試作経験を基に、最初から純粋なターボプロップとして開発され、無類の信頼性〔オーバーホール間隔2,500時間以上、YS-11における定時発着率99%台。いずれも実績値〕と高い経済性を発揮した。
1948年に世界初のターボプロップ旅客機であるビッカース バイカウントを進空させて以降、第二次世界大戦期には各国軍の主力戦闘機のパワープラントであった1,000から2,000馬力クラスの航空機用中出力レシプロエンジンの代替標準として世界中で広く用いられ、フォッカー F27BAe 748 が生産終了する1987年まで、40年間にわたって(インドに於けるライセンス生産は更に十数年)製造され続けるロングセラーになった。また同社の高品質と補修部品供給体制によって、搭載機はいずれも長寿命を誇り、今なお多くが現用中である。
高回転型遠心コンプレッサ特有の鋭い高音、ジェットブラストの低音、ギアの唸り、4翅プロペラの風切り音とが混ざった独特のサウンドを発し、敢えて目視せずとも耳だけで、ダート搭載機の飛来は判別できた。
高外気温時の離昇出力低下を補うため、水・メタノール噴射装置が途中からオプション設定されている。
出力は最初の量産型では1,000 shpだったが絶えず出力増加が行なわれ、YS-11に搭載された型では3,060 shpを発揮した。初期のターボプロップにしては余剰推力も低目であり、2,440 shpの型で余剰推力304 kgであった。また軽量なため出力重量比にも優れていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロールス・ロイス ダート」の詳細全文を読む




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